はじめまして、井芹と申します。
システム開発をお仕事にしております。
本ブログ最初の記事を書くことになりましたので、お気軽に見ていただければと思います。
弊社にも優秀な技術者がたくさんおりますので、ハイレベルな記事はそちらにお任せして、私の方は低レベルな記事を書いていこうと甘いことを考えているところです。
さて、記念すべき第一回目なのですが、Visual Studio2017のインストールについて書いてみたいと思います。
「そんなもの書く必要もないほど簡単でしょう?」
そんな声も聞こえてきそうですが、その通りでございます。
しかし、まだ経験の浅いメンバーを抱えているプロジェクトのような場合、環境構築手順書みたいな感じでマニュアルを作ることがありますので、その代用になればいいなと考えておりまして・・・
手順書だと作った後も状況に応じて改訂していかないといけないのですが、それはそれは面倒で。
ブログだと、古い記事なんで参考程度に見ておいてね なんてごまかせるかなと企んでおります。
さて、前置きが長くなりましたが、Visual studio 2017 をインストールしてみたいと思います。
インストーラの取得
まずは、インストーラをダウンロードしてきましょう。
ちなみに、お使いのPCが、起動要件を満たしているのかどうかは、以下のサイトで確認しておきましょう。
https://www.visualstudio.com/ja-jp/productinfo/vs2017-system-requirements-vs
さて、ダウンロードは、以下のサイトから行えます。
ここでは、Community版をダウンロードします。
ここにアクセスすると、Exeファイルのインストーラがダウンロードされます。
https://www.visualstudio.com/ja/thank-you-downloading-visual-studio/?sku=Community&rel=15
他に、Professional, Enterprise という選択肢もありますが、学習ということを考えると、Communityで十分ではないでしょうか。
使用目的にもよると思いますので、詳しくはライセンスを確認してください。
インストールの実行
ダウンロードが済んだら、早速実行してみましょう。
プライバシーに関する声明、ライセンス条項を確認し、【続行】ボタンを押すと、次のような画面に切り替わります。
実行している環境によっては、時間がかかる場合もありますが、我慢強く待ちましょう。
しばらくすると、以下のような画面に切り替わります。
この画面は、「visual studio インストーラ」というようです。
Visual Studio 2015ではツリー形式で必要な要素を選択する形式でしたが、2017ではワークロードという単位で選択できるようになっています。
どういった方向性の開発をしたいのかで選択することができるんですね。
タブを見るとわかるように、コンポーネント単位でも選択することができます。
細かく選択したい方は、そちらを使用してもよいでしょう。
でも、私は面倒くさがり屋なので、以下のようにワークロードで選択してみたいと思います。
いろんなタイプの開発を行いたい場合は、色々チェックしてもよいのですが、ここでは「.NET デスクトップ開発」を選択しています。
お仕事では色々な環境で開発を行いますが、windowsのアプリを作成する場合は一番お手頃なのではないかと密かに思っております。
右の概要欄を見るとわかるように、選択したワークロードの概要が表示されています。
ここで、追加のオプションを指定することもできるんですね。
個々のワークロードを見てみると、「折角なので全部入れてしまおうか・・・」 と思ってみたりもしたのですが、時間がかかりそうなので今回はやめておきました。
インストールした後でも、ワークロードを追加することができますので、必要になったときに追加インストールすればよいでしょう。
そして、インストールボタンを押すと、インストールを開始します。
ここからは、ひたすら完了を待つだけです。
ワークロードの選択で欲張ると、結構な時間がかかってしまいます。
でも、以前のバージョンに比べると、結構早くなったのではないでしょうか。以前は、非力なスペックのPCだと一日仕事だったように記憶しています。
完了すると、以下のように表示されます。
インストール済みの項目に表示されていますね。ただし、状況によっては、エラーになってしまう場合もあります。実は、私はエラーになりました。
その場合、エラーの内容を改善し、起動ボタン横のコンテキストメニューで【修復】を選ぶとよいでしょう。
それでもダメな場合は、一旦【アンインストール】して、インストールしなおすのもよいかもしれません。
さて、私の場合のエラーなのですが、なにやら.NET関係のファイルが掴まれていて更新できないということのようでした。
インストールの前に、Visual Studio 2015を開いていたのが悪かったのかもしれません。
PCを再起動し、【修復】を実行することにより、無事インストールを完了することができました。
インストール作業は、これにて完了です。もうVisual Studioを使用することができます。
Visual Studio インストーラ
このまま、先のインストーラ画面の【起動】ボタンを押すと、Visual Studioが起動されます。また、スタートメニューにも登録されているはずですので、そちらから起動してもよいでしょうね。
ちなみに、Visual Studio インストーラもスタートメニューに登録されるとのこと。
ただ、環境によっては、v の所ではなく、m の所に登録されている場合もあるようです。
しかし、残念ながら私の環境ではvにもmにも見つかりませんでした。
もちろん、その他にも・・・・
インストールの際にエラーになったからでしょうか・・・・
でも、別の方法で起動することができました。
Visual Studioを起動し、ヘルプメニューのサンプルメニューを選択すると、新しいプロジェクトダイアログが表示されます。
すると、左のエリアに「Visual Studio インストーラーを開く」というリンクがあるではないですか。
これをクリックすることにより、めでたくVisual Studio インストーラーを起動することができました。
ちなみに、直接実行する場合、
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\vs_installer.exe
を実行すればよいようです。私の環境では、このフォルダ上にEXEを見つけることができました。
では、不定期にはなりますが、また何か書いてみたいと思います。