Visual Studioのデバッグ&ツールの基本③

DataTable等のデータ系オブジェクトは、また少し違うポイントもあるので簡単におさらいします。

DataTable等のデータ系オブジェクトの値の参照

DataSetビジュアライザー

調べたい「DataTable」オブジェクトの変数をウォッチに入れて展開し「DefaultView」プロパティの「値」に「虫眼鏡」があるのでそれをクリックすると「DataSet ビジュアライザー」が表示され簡単に中身の確認が行えます。

DataTableの値の確認と出力

DataTableのカラム名は「Columns」データは「Rows」の「結果ビュー」にそれぞれ表示されます。

この情報からdata_idの取得は、

(dt.Rows[0] as DataRow).ItemArray[0]

とすれば取得が可能です。
しかし、ItemArrayは配列なのでカラム名は設定できません。
カラム名の指定は、Rowsにインデクサが備わっていて以下のように直感的に出力できるようになっています。

dt.Rows[0][“data_id”]

更に ウォッチの 「Rows」を見ると出力対象の種類が「 object {string}」となっていて 「明示的にstring変換が必要」ということが判るので、

string salesDate = dt.Rows[0][“data_id “] .ToString();

と書けば出力することができます。

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